野外フェスの魅力
みなさん、野外フェスって好きですか?クイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」のコンサートのシーンで胸を熱くした人、フジロックフェスティバルまで、待ち遠しくて仕方がない人、私は気持ちがわかります!正確には、野外音楽フェスティバルというのでしょうか。ここ最近は、ロック、EDM、レゲエなどたくさんの野外フェスがあって、開催場所も海だ!山だ!と、どこに行こうか迷ってしまうほどですね。
フェス、フェス、フェス。意味もなく3回言ってみましたが、なんだか楽しい気分になりますねフェス。フェーっス!
雨に打たれても、それもまた良い思い出ふぇすねー。最近はおしゃれな人も多いし、ばっちり決めたおしゃれキャンパーの方も多いふぇす。あ、語尾がフェスになっちゃった!とにもかくにも、みんなニコニコしているのがフェス。怒っている人なんかいません。ふぇーっす!三河屋ですー!というしょうもないダジャレも、フェスなら許してもらえそう。
丹波篠山デカンショ祭の魅力
それは丹波篠山デカンショ祭。毎年、決まって8月15日、16日に開催される、兵庫県最大の民謡の祭典。超巨大な木造やぐらを囲んで踊るデカンショ踊りに打ち上げ花火。回りきれないほど巨大な夜店街。最近ではデカンショ節が、文化庁に日本遺産に選ばれたりして、ますます多くの人で賑わっています。

かき氷食べる、ビール、踊る、焼きそば頬張る、ビール、踊る
そんな幸せな「る」ばかりをるんるんで繰り返したあと、花火を見ながらふと気づいたことがあります。

「あれ、これってフェスと同じやん。」
かき氷、ビール、焼きそばる、ビール、踊る、ビール、ここまでフェスと全く同じ。
じゃあ、フェスとデカンショ祭りの違いってなんだろう。
野外フェスと丹波篠山デカンショ祭の「違い」一覧
内容 | フェス | デカンショ祭 |
料金 | 有料ときどき無料 | 無料 |
音楽 | 生演奏やDJ | 生演奏 |
服装 | 浴衣の人もいる | 浴衣の人もたくさんいる |
食べ物 | 屋台たくさん | 屋台たくさん |
飲み物 | お酒あります | お酒あります |
金魚すくい | 基本ないです | 基本あります |
ナンパ | けしからんが、あるようである(見たことはない) | けしからんが、踊りに夢中で、見たことはない |
花火 | たまにある | ある |
歴史 | おそらく1969年のアメリカの ウッドストックフェスティバル | おそらく100年くらい前 |
笑顔 | ニコニコしている | ニコニコしている |
日本遺産 | 認定されていない | 認定されている |
こうして比較してみると、入場無料か有料か、そして、金魚をすくうかどうかくらいの違いしかありません。しかも、どちらも現代のように大規模になったのは、音響設備が発達してから以降と考えられますので、近代になってから、どんどん巨大化していったと考えられます。
まとめ
これらをまとめて言えば、「有料で、金魚すくいをせずにニコニコしている」のがフェス。「入場無料で、金魚すくいやおばけ屋敷がある上に、日本遺産に認定されていてニコニコしている」のがデカンショ祭。(*注、金魚すくいや、お化け屋敷は料金必要)
音楽に合わせて踊る。ただそれだけ。それだけだけど、とても幸せな夜に気がついたことは、フェスもデカンショ祭りもほとんど同じであるということ。お祭り好きなのは、昔も今も、一緒なんですね。
野外フェス好きのみなさん。野外フェスのルーツともいえる丹波篠山デカンショ祭に来て、そして踊ってみてくださいね。入場無料、ニコニコ笑顔でお待ちしております。

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