「丹波篠山ふるさとに乾杯条例」

丹波篠山には「丹波篠山ふるさとに乾杯条例」というものがあります。

乾杯条例とは

「乾杯条例」は、日本酒の振興を目的としています。その地方の特産のお酒の消費拡大や地域の活性が目的であり、具体的にどのようなことをするかというと、「宴会の際に地酒(日本酒)で乾杯する」ことを推奨する、というものです。平成25年1月に初めて京都市で制定され、現在では、全国で124件制定されていると言われてます。

丹波篠山ふるさとに乾杯条例の特徴

丹波篠山ふるさとに乾杯条例は、一味違った面白い内容になっています。

丹波篠山ふるさとに乾杯条例の特徴 その1

酒器には丹波篠山に伝わる陶芸「丹波焼」を用いることです。
つまり、丹波篠山市の地酒を、同じく丹波篠山に伝わる丹波焼に注いで乾杯をするということです。
もう一つの理由は・・・

丹波篠山ふるさとに乾杯条例の特徴 その2

その宴席ではデカンショ節を歌ったり踊ったりして盛り上げるということを推奨しています。
地域の方が作った美味しいお酒を、同じ地域の方が作った器でいただくという丹波篠山の魅力を存分に楽しもうという内容になっています。

dekansho festival

○丹波篠山ふるさとに乾杯条例
平成25年12月24日
条例第40号
前文
農都篠山には、先人の弛まぬ努力によって培われ、篠山文化の礎をなす伝統の技として「丹波杜氏」と「丹波焼」があります。「丹波杜氏」は、400年にわたり、日本三大杜氏の一つとして灘五郷をはじめ日本の清酒づくりを支えてきました。「丹波焼」は、「日本六古窯」の一つとして800年の歴史をもつ伝統産業である国の伝統的工芸品に指定されています。また、「デカンショ節」は、篠山が全国に誇る民謡であり、昔から宴(うたげ)の場においても盛んに唄われてきました。「丹波杜氏」、「丹波焼」、「デカンショ節」は、先人が残したふるさとの宝であり、大切に守り、後世に引き継がなければなりません。
市民の理解と協力をもって、丹波杜氏の醸す酒を丹波焼の器に満たし、デカンショ節で盛り上げることは、市民やこのまちを訪れる人の農都篠山の暮らしや文化の理解の促進に寄与し、ひいてはまちの元気につながります。
よって、ここに丹波篠山ふるさとに乾杯条例を制定します。
第1条 篠山市は、丹波焼の器に丹波杜氏が醸す酒を満たし乾杯し、宴席をデカンショ節で盛り上げることを推奨します。
附 則
この条例は、平成26年1月1日から施行する。

丹波篠山名物デカンショ締めとは?

 宴会の締めくくには、一本締めや三本締めなどがよく行われると思います。参加者全員でシーンと静かに集中して「よーっ、パチ」というような宴会の締めくくりは、全員の一体感も感じますし、その後の拍手と笑顔に包まれた雰囲気はなんともいえない和やかなものになると思います。その締め方の一つとして「丹波篠山デカンショ締め」があります。
 丹波篠山に古くから伝わる民謡「丹波篠山デカンショ節」の歌詞は、300番以上もあると言われています。宴会を締める役割の方は、「丹波篠山デカンショ締めで締めたいと思います」というと、数あるデカンショ節の中から好きな曲を一つ歌います。歌うときには、その歌を知っている人は合わせて歌うこともあり、大合唱になることもあります。そして最後の肝心の締めの部分なのですが、デカンショ節の歌詞の最後には「よーいよーいデッカンショ!」という掛け声があります。その「デッ・カン・ショ」というリズムに合わせて手拍子を3回叩きます。以上です。

一般的には乾杯条例とは

ウィキペディアによると
乾杯条例(かんぱいじょうれい)とは、日本の地方公共団体の条例の一つで、宴会でその地方の特産の酒等、主に清酒で乾杯することを勧め、それを市民、自治体、事業者それぞれが促進に努めることを旨として地方自治体で公布した条例の総称である。具体的な名称は自治体によって様々である。その地方の特産の酒等の消費拡大と文化の発展を目的とした条例である。

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